皆さんは国の天然記念物「トキ」を知っていますか?
野生のトキは現在、日本国内におよそ450羽しかいないとされています。
しかも、その450羽は全て中国から輸入された種から繁殖したトキたちなのです。
なぜ、このようなことになっているのでしょうか。
本日は、環境と生き物について皆さんに話したいと思います。
トキは学名で「Nipponia nippon」と呼ばれます。
中国や朝鮮半島にも同種が生息していますが、かつては日本全国に分布し、日本を代表する鳥でした。
しかし、明治時代から、その羽毛がとても綺麗な白であったことから乱獲が始まってしまいました。
また昭和時代からは森林の伐採、農薬の多用、山間部の開発などが要因で
トキはその住処や餌場から追われてしまったのです。
その結果、1981年に保護された5羽以外は全ていなくなってしまいました。
その5羽も人工的に国内外で繁殖させようと試してみたものの
2003年までしか続きませんでした。
その後、中国で生き残っていたトキを輸入し
段階的に野生に返す計画が進められることになりました。
現在、日本国内の個体数は450羽まで回復していることが環境省の調べで明らかになっています。
ですが増えたトキが田畑を踏み荒らしたり、少数のトキを繁殖させたため遺伝子が近く同じ病気に弱いなど
多くの問題を抱えています。
トキは現在も「絶滅危惧種」に指定されています。
世界には日本のトキのように絶滅の危機にある種がたくさんいます。
関塾の夏期講習会では今年も先生たちが
勉強に関わりつつ皆さんの心に残る話をしてくれます。
確かな情報を提供します!無料の夏期講習会についてはこちらから!
世界の絶滅危惧種については国際自然保護連合が「レッドリスト」という名の本にまとめ、公表しています。
この本には、絶滅の危険度でランク分けした約30,000種もの数が載っています。
同様に日本の環境省が公開しているレッドリストも、現在の掲載数は3,716種です。
なぜこんなにも多くの絶滅危惧種がいるのでしょうか。
その原因の多くは、わたしたち「人間」によるものなのです!
毛皮や肉を得るための乱獲や土地開発による環境破壊
工場や排気ガスによる環境汚染など、数え切れないほど例があります。
これらを、禁止・規制・制限することによって
絶滅危惧種や地球環境を保護していくために、レッドリストはあるのです。
みなさんも水や電気の節約など、環境保護のためにできる身近なことを調べてみましょう!
関塾では無料の夏期講習会を実施中です!
身近な計算から定期試験・入試問題で頻出の環境問題・時事問題の対策まで
皆さんのご要望に合わせた授業を行います!
当ホームページの他、お電話でもご相談承ります。
お気軽にお電話ください。
お問い合わせはこちら → ☎ 042-441-4119
今回は宝石についての様々な話を紹介します。
宝石と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょう。
多くの方が思い浮かべるのは、ダイヤモンドではないでしょうか。
ダイヤモンドは、その綺麗な輝きから様々な宝飾品に使われ、とても価値のある宝石とされています。
しかし、皆さんは知っていますか?
ダイヤモンドの成分は、なんと黒鉛と同じなのです!
黒鉛といえば、鉛筆の芯の主成分であり、見た目は真っ黒。
ですが、ダイヤモンド・黒鉛は両方とも炭素( C )という原子で構成されています。
炭素が立体的な正四面体状に結合していると、その構造は整列され強固なものになり
ダイヤモンドのような輝きと硬度をもちます。
炭素が平面的な正六角形状に結合し、それが層状に積み重なると
黒鉛のような軟らかさと導電性をもちます。
皆さんは正四面体、正六角形と聞いてすぐにその形をイメージできますか?
関塾の夏期講習会なら、苦手な図形も得意な単元に変わります!
皆さんの「苦手」お待ちしております!無料の夏期講習会についてはこちらから!
さて、このようにダイヤモンドの成分には面白い特徴がありますが、それは他の宝石たちにも言えます。
今度はサファイアとルビーについてお話ししましょう。
サファイアは青色、ルビーは赤色の宝石として有名ですが
この二つ、成分は同じ酸化アルミニウムなのです!
しかもダイヤモンドとは違い、結合様式も全く一緒です。なぜこんなにも色の違いが出るのでしょう。
それは不純物の違いによるものです。
酸化アルミニウムを構成するアルミニウムのうちほんの2%を
鉄に置き換えると青いサファイアになり、
クロムに置き換えると赤いルビーになります。
たった2%の違いであれほどにも色が変わるとは、不思議ですね。
さて、ここまで紹介した宝石はいずれも誕生石に挙げられています。
ダイヤモンドは4月、ルビーは7月、サファイアは9月の誕生石です。
8月の誕生石は、ペリドットです。
(他にもスピネル、サードニックスがあります。)
ペリドットは「カンラン石」です。
そのうち特に緑色が濃く美しいものをペリドットとして扱います。
カンラン石という名前を聞いてピンときた皆さんは、理科の勉強をしっかりされていますね!
素晴らしい!
カンラン石という鉱石は、中1の理科の教科書で登場します。
これから習う皆さんは楽しみにしてくださいね。
教科書に出てくる身近ではなさそうな単語も、生活のどこかで意外と出会うことがあります。
そんな例を他にも見つけたら、是非皆さんからも教えてくださいね!
「一等星」「六等星」皆さんは聞いたことがありますか?
今日は星の明るさについて、皆さんに話したいと思います。
例えばデネブ(はくちょう座の星)は一等星
ポラリス(北極星)は二等星といったように、星にはそれぞれ等級がつけられています。
この等級はどうやって決められているのでしょうか。
その始まりは、なんと古代ギリシア時代までさかのぼります。
星の明るさを最初に段階的に分けたのは、天文学者ヒッパルコスとされています。
彼が夜空の星を、その明るさから一等星から六等星まで6段階に定めたのです。
技術が進歩した現代でも、彼の定めた等級は視等級(見かけの等級)として使われています。
ただし、現代では六等星よりも暗い星が観測できるようになったため
新たに発見された星には、七等星や八等星と定められることもあります。
また、細かな明るさの違いも測定できるようになったため
小数やゼロ、なんと負の数の等級で表されることもあるそうです。
例えば、太陽系の星を除いて最も明るい星はシリウス(おおいぬ座の星)ですが
その等級はマイナス1.46等星、さらに毎年わずかながら明るさを増し続けているそうです。
ちなみに皆さんは今、算数や数学に不安を感じていませんか?
もし復習が必要と思ったなら、関塾の夏期講習会がオススメです!
分かるまで何度でもやり直せる!無料の夏期講習会についてはこちらから!
さて、この星の明るさは地球からの距離にも関係するため
等級が実際の恒星の大きさ・明るさとは違うことがあります。
先ほど挙げたデネブについて詳しく見てみましょう。
ベガ(こと座の星)は0.03等星、アルタイル(わし座の星)は0.77等星、デネブは1.25等星と
夏の大三角形の中でデネブが一番暗い恒星です。
その暗いデネブも実際は太陽の5万倍の明るさがあるそうです。
そんな恒星が一等星ほどの明るさに落ち着いてしまうのは、地球ととても離れているからです。
夜空の星のほとんどが地球や太陽よりはるかに大きいことを想像すると、不思議な気分になりますね。
今日は等級と共に色々な星を紹介しましたが、やはり実際に観測してみることが一番です。
山にキャンプをしに行かなくとも、一等星ならすぐに見つけることができるでしょう。
夜、勉強に少し疲れたら
窓から空を眺めてみませんか?
まずは、下の画像をよく見てみましょう。
道路に水たまりがあるように見えます。
「継続は力なり」
誰もが知っていることわざではないでしょうか。
スポーツも、勉強も継続することは大切です!
習い事でも当てはまることですが、何年間も続けられるということは
一つの才能と言えるのではないでしょうか。
辞める事は簡単です。
ですが、一度忘れてしまった事を再び思い出すには時間がかかります。
スポーツでいえば何ヶ月もかけてついた体力が、怪我などで1週間も休めば元に戻ってしまいます。
そして再び元の体力に戻すには、
また何ヶ月もかかるということです!
勉強でいう(知識)とスポーツでいう(体力)はイコール(=)だと思いませんか?
知識は、日々の積み重ねにより身につくものです。
そして忙しくて間を空けてしまうとすぐに覚えたことを忘れてしまい
また身につけるには同じく積み重ねる時間が必要になります!
関塾では毎日の積み重ねが大切であることを、いつも授業の中で教えています。
繰り返し学ぶから忘れない!無料の体験授業についてはこちらから!
例年以上に学校が忙しく感じて、なかなか勉強に身が入らない
と思っている人はいませんか?
まずは、短い時間から始めてみてはどうでしょうか。
最初は、5分、10分だっていいのです。
朝学校に行く前、英単語を5個覚える。
夜布団に入って、朝覚えた単語のテストを頭の中でやってみる・・・
なんでも構いません。
ただ、毎日続けないと意味がないですからね。
数分の勉強でも、1ヶ月間続ければ大きな力になるでしょう。
だから「継続は力なり」
忙しさの中で得るものは、とても大きいです!
どんどんチャレンジしてくださいね!!
本格的な夏がやって来ます。
授業や自習で教室に来る生徒たちからも「外が暑かった~」との声をよく聞きます。
今年はマスクを着けている分、例年よりも熱中症になるリスクが高くなるおそれがあります。
長く外にいる場合には、人ごみを避けた場所でマスクを外して休憩することも必要です。
厚生労働省が熱中症予防のポイントをまとめているので、今のうちに見ておきましょう。
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントはこちらから!(外部リンクです)
ただ、対策はしていても「暑い」と感じる事自体は避けられません。
これからの時期は昼間に外を歩いていると、エアコンのきいた室内が恋しくなりますね。
電化製品の発達した現代では、室内は夏でも快適に過ごすことができます。
もちろん関塾の教室内も皆さんのために快適な環境を整えています。
関塾ではこの夏、勉強や進路で悩んでいる皆さんのために
無料の体験授業を実施中です!
苦手な部分がすぐに分かる!無料の体験授業についてはこちらから!
しかし、そんな快適な環境にいると一つ疑問が浮かんできます。
電化製品がない昔の人々はどのようにして暑さをしのいでいたのでしょうか?
調べてみましょう。
熱帯夜対策としては『寝ござ』を使っていました。
寝ている間に布団にこもる熱を外へ逃がすように、隙間の開いた寝ござを利用していたようです。
また、熱中症対策としては『梅干し水』を飲んでいたようです。
これは現代のスポーツドリンクに替わるもので
家庭でも手軽に作ることができるため、重宝されていました。
暑い時期に今でも使われるうちわについては
もともとは送風のためではなく、虫よけのために使われていたようです。
絵画の歴史をたどっていくと、江戸時代には大きさも形状も現代のうちわと近いものになりますが
調べていくと一つ、面白い使い方をしていたことが分かりました。
なんとうちわに『ハッカオイル』を塗って、あおいでいたようです!
風だけでなくハッカのにおいも感じることで、ただのうちわよりも涼しく感じられるそうです。
このように昔の人々は色々な工夫をして暑さをやり過ごしていました。
興味がわいたら、是非ためしてみましょう!
日本では「夏バテ防止にはうなぎ」といわれ
古くから「土用の丑(うし)の日」に食べる習慣があります。
うなぎはエネルギーの代謝に関わるビタミンB群や、紫外線対策に効果的なビタミンE、皮膚を健康に保つビタミンAを多く含むこれからの時期にピッタリな食べ物です。
ですがうなぎの旬は、冬眠に入る直前にあたる秋から冬にかけてとされています。
栄養という面では理にかなっていますが、よく食べられる時期とその食べ物の旬が違うというのは不思議ですね。
今年の「土用の丑の日」は7月21日です。
「土用の丑の日」は夏だけと思われがちですが、実は年に数回あります。
本来、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間をいい、その中の丑の日(12日毎に1度回ってくる十二支の丑の日)がそれに当たるのです。
「土用」も「丑」も特にその言葉自体がうなぎと関わりがあるわけではありません。
それから「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が根付いた背景には、あるうなぎ屋の宣伝があったとされています。
平賀源内という人物を皆さんは知っていますか?
エレキテルの製作が有名ですが、他にも蘭学の紹介や人形浄瑠璃や俳句に絵画など様々な分野で活躍した人物です。
「夏場にうなぎが売れない」といううなぎ屋の相談を受けた、平賀源内の出した答えが
「本日土用丑の日」と書かれた看板だったそうです。
そしてうなぎ屋は大繁盛し、他のうなぎ屋も真似する形で「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が広まっていったそうです。
面白いエピソードですね。
ちなみに「土用の丑の日」については無理やりこじつけたわけではなく
そもそも「丑の日に『う』のつくものを食べると夏負けしない」という風習を元に、うなぎの宣伝をしたそうです。
当時「う」のつく食べ物といえば、うどん、うめぼし、うり、そしてうなぎですね。
皆さんも日ごろの勉強で疲れを感じたら、「う」のつく食べ物を試してみるのはいかがでしょう。
7月7日は七夕ですね。
七夕は、天の川の対岸に離れ離れになった織姫星とひこ星が
年に一度会える日とされています。
織姫星はこと座のベガ、ひこ星はわし座のアルタイルという星です。
どちらも一等星なため、晴れた夜空ならすぐに見つけることができます。
しかし毎年の7月7日は梅雨が明けない時期で、七夕の夜空にこの2つの星を観測することはなかなかできません。
ではなぜ、星が主役の七夕のお祭りが、天候の悪くなりやすいこの時期に行われるのでしょうか。
それは、太陽暦(新暦)と太陰暦(旧暦)に関係があります!
現在私たちが使っているカレンダーは太陽暦を元に作っているもので、
太陰暦より約1か月早くなっています。
本来の七夕は旧暦の7月7日なので、新暦の8月にあたります。
現在でも、旧暦の7月7日に相当する日を『伝統的七夕』(今年は8月25日)として
その日に七夕のお祭りを行うところがあるようです。
この時期なら、梅雨もすっかり明けて、
夏の夜空に織姫星とひこ星が綺麗に見えることでしょう。
もし、7月7日に織姫星とひこ星が見られなかったときは
8月25日にもう一度夜空を見上げてみましょう!
今日は皆さんに、6月の花としてまず名前の挙がる『紫陽花』についてお話ししたいと思います。
…みなさんはこの名前が読めましたか?
紫陽花と書いてあじさいと読みます。
6月から7月、ちょうどこれから満開になる花ですね。
梅雨の花といえばあじさい、というようにカタツムリや
雨に濡れたあじさいのイラストや写真を良くみかけますね。
ところで、みなさんはあじさいの花びらはどこだと思いますか。
一般的に花びらといえば大きなヒラヒラとしたところですね。
しかし、あじさいの花びらのようにみえるところは、萼(ガク)と呼ばれるものです。
ガクとは花びらを支えるように花びらのすぐ外側についているものです。
絵を飾るときに入れる額のイメージが近いかもしれません。
さて、あじさいの花びらのようなところがガクということは、
花びらはどこにあるのでしょうか?
正解は、ガクの中心にあります。
つぼみの時は丸い膨らみですが、咲くと小さな花びらになります。
また、あじさいをイメージしてみると、いろいろな色がありますよね?
珍しいものだと緑色のままのものもありますが、
同じ花でもいつの間にか色が変わっていたりすることがあります。
あじさいの色が決まるにはいくつか理由があるのですが、
ここでは2つ、紹介しますね。
1つめは、土が酸性かアルカリ性かです。
土が酸性だと青、土がアルカリ性だと赤になると言われています。
2つめは、花が咲いてからの時間です。
咲き始めた時は青かった花も咲き終わりに近づくにつれ赤みがかっていきます。
こういった理由があったのですね。
あじさいの色も色々ありますが、種類もたくさんあるので
調べて好きなあじさいを見つけてみてください。
ようやく新学年がスタートしましたね!
例年よりもスタートが遅れた分
学校の授業が早く進むかもしれません。
そこで関塾は個別指導だからできる「オリジナルカリキュラム」で
皆さんの勉強をサポートしたいと思い
限定20名の新学年スタート授業を
無料講習会として行います!!
なんと今なら、無料講習会を受けた方全員に
6/30(火)まで入学金(通常20,000円)が無料!になるキャンペーンを
行っておりますので、ぜひご参加ください!
※来校時に非接触型体温計で体温を測らせていただきますのでご了承ください。
※飛沫感染対策として面談場所にアクリル製の仕切り板を設置していますので、安心して教室までお越しください。
【新学年スタート応援講習会 実施要項】
~生徒2名対 講師1名の授業を90分×全2回~
◆科 目◆ 数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
◆対 象◆ 小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります
◆期 間◆ お申込日より2週間以内に90分×2回を実施
◆学 費◆ 教材費として1,000円(税込)をいただきます
◆時間割◆ 月曜日~土曜日
①15:20~16:50
②17:00~18:30
③18:40~20:10
④20:20~21:50
◆コース◆ 生徒2名 対 講師1名の体験コース
◆内 容◆ 事前に科目・単元をご相談させていただいた上で授業を実施